はんなり・・・

京都の美味しいお店、多目のページです。 「立ち呑み屋さん」から、「京懐石」まで。キャパの広さが自慢です。(笑) ^0^ でも、「飲み食い」だけじゃ淋しいので、好きな映画や音楽♪、愛しいニャン ^・・^ の話題もあり。 時折、「詮無い想い」も、一人ごちています。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 私が死んだら、鳥葬にしてほしい・・・。

2007年12月

近江町市場の「メロメロポッチ」

 ライブの翌日、電車電車の時間まで余裕があったので、ホテルをチェックアウトした後、私は或るお店に向かいました。

 4つ前の記事で「変わりゆく近江町市場」をご紹介しましたが、その近江町市場の入り口にある「メロメロポッチ」という喫茶店に行ったのです。

 この入り口を見ただけでも伝わるように、“手作り感”満載のお店でした。(笑)

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 木の階段もステキですが、壁にも自由に絵が描かれていて、とてもアーティスティックです。

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 ドアを開けると、私の予想以上にアバンギャルドな空間が広がっていました。(爆)

 う~ん、すごいなあ。
 こんな喫茶店、初めて入りました。(笑)

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 どうして、わざわざここに来たかと言いますと、写真展をやってはったから・・・。

 開発の波が押し寄せる近江町市場でずっと息づいてきはったお店の写真展、この空間が全く別のものになってしまう前に、見ておきたいと思ったのです。

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 この日、マスターはどなたかの結婚式でご不在。
 代わりにいらしたのが、この秋吉くん。

 何故だか、最初から和んでしまったのは、彼が京都出身だからでしょうか。
 それとも、学生時代に私の近くに居た友人の誰かに似ているのでしょうか?そのさりげないたたずまいが・・・。

 擬音語で言うと、私は“ギラギラ”した人や、“ネチネチ”した人が苦手。
 でも秋吉君は、とてもさりげなく大らかで、そして優しい人のように感じました。

 まだ24歳だという彼。 
 包容力って年齢に正比例しないな、と、改めて思う私なのでした。(笑) 

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 写真展を見るのが目的でしたが、会場が喫茶店である以上、何か飲んで帰らねば・・・と思って入りました。どうやら、ここは生ジュースがウリのよう・・・。

 上の写真に熟成したバナナが写っていますが、そろそろ熟成も限界のようなので、そのバナナを救済すべく(笑)、生バナナのジュースを秋吉君に作ってもらいました。
 バナナとヨーグルトが入っているのですが、バナナが熟成しているので甘味料を入れなくても充分に甘くて美味しかったですラブ

 13個前の記事で金沢は芸術の街だと書きましたが、このお店にも作家さんが集ってはるようです。
 この写真に写るカバさんは、長井麦さんという方が作らはったもののよう。ポップに、ひとつ¥950って書いてありますね。

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 お店の中にも、色々面白いものがあります。

 左上の『にんじんだもの みつる』には、結構、笑わせてもらいました。(爆)

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 左上には、『ボッタクリのベトナム 盗難アジアだ』と、あります。
 旅人の方が、送ってきはるそうです。
 なんだかわかんないけど、スゴイです。(爆)

 で、その下のカレンダーなのですが・・・
 『苦難の時 力になるのは 金でもなく 人でもなく 自分の心の底力です

 う~ん、「人でもなく」って、言い切っているところがスゴイなあ、と思いました。
 というか、“それでいいのか”って、ちょっと気が楽になったのです、私。

 よく言われるんです。
 「どうして、一人で何でもかんでも背負い込むんだ?」って。
 悩み事とかあったら言え!ってことなんでしょうね。
 でも頼ろうと思える人なんて居ないし・・・。

 だから、このカレンダーに書かれている言葉を読んで、ちょっと気が楽になったんです。
 自分一人で七転八倒して、そして自分の力で立ち上がるしか無いんだ、ってドキドキ大
 
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 さて、そろそろ、金沢駅に向かう時間です。
 タクシーやバスに乗ってしまっては、街の空気を感じることができないので、歩いて15分ほどだと教えてもらいましたし、駅まで徒歩走るでゆくことにしました。

 2枚目の写真の階段をわざわざ上がってきて、秋吉君が駅までの道を教えてくれました。
 せっかくなので、お店の前で記念写真。
 秋吉君も、モノを創る作家さんです。
 カメラ目線じゃないところが、何気に芸術家っぽく無いですか?(爆)

 この後、秋吉君は曇り空を見上げ、「傘、持ってますか?」って迅いてくれはりました。
 「返せないからいいです」と断ったのですが、「返してくれなくていいですから・・・」と、また、階段を降りて私に持たせるための傘を取りに行ってくれはりました。
 ほんと、そんなことまで、良かったのに・・・ありがとうハート

 私は“ツルミたがる人間”っていうのが好きではなく、自分自身、いつも一人でどこにもで行ける人間でありたい、と思っています。
 実際、一人だと気を使うこともないし、“一人で淋しい悲しい”と思うことも先ず無いのですが、何故か、この日は一人で居ることが淋しいと感じていました。 

 私の心に空いたポッカリを埋めてくれたのが、このお店と、この秋吉君と、偶然、ご一緒したお客さんでした。ありがとうドキドキ小
 
 先ほど、『苦難の時 力になるのは 金でもなく 人でもなく 自分の心の底力です』という言葉に激しく共鳴したばかりですが、でも、このわずかな時間、確かに人の優しさに救われたような気がします。
 矛盾してるな。(苦笑)
 でも、矛盾してるのが人生だから・・・。(爆)

 秋吉君&常連のお客さん、優しくしてくださってありがとうドキドキ小
 また、生きているうちに、どこかで逢いましょう~音符
 
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金沢のもっきりやさんにて・・・

 金沢の「もっきりや」さんです。
 看板が可愛いラブ

 何編にも渡り、金沢ネタをアップしてきましたが、金沢行きのメインの目的は、このお店にリクオさんと、HEATWAVEの山口君のライブ譜面を観に来ることでした。

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 お店の中には、たくさんのレコードと、ステキなピアノがありました。
 普段、ライブはジャズ系のミュージシャンが多いようです。

 初めて入ったお店なのに、なんだか馴染みのお店のような居心地の良さを感じます。
 例え、お目当てのミュージシャンのライブじゃなくても、フラリと立ち寄りたくなるような、何か不思議な魅力を持ったお店でした。

 この夜の出演者のリクオさんのお姉さんは、昔、金沢大学の学生さんで、このお店でバイトしてはったそうです。

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 こちらが、もっきりやのマスターです。

 私が知っている新宿や先斗町のジャズバーも、浅草のジャズ喫茶も、よく考えると、こんなに可愛いらしい雰囲気のお店ではありません。
 つまり、それって、マスターが少女っぽい感性を持っている人ってことなのでしょうか?(笑)

 マスターは、ライブの間、とても楽しそうにステージを観てはりましたにっこり
 観ているこちらが幸せな気分になれるほどに・・・。

 打ち上げの後、マスターはもう1軒、私を別のお店に連れて行ってくれはりました。(新宿ゴールデン街にありそうなマニアックな感じでラブ・・・でも、出てくるお料理は蟹のお造りだったりするのです。金沢って面白い飲食店が多いですカエル

 きっと遠方からライブを観に来た私を、おもてなししてくださったのでしょう。常連のお客でもないのに・・・優しい方マスターです音符

 マスター、また必ずお邪魔しますね。
 いつになるかわからないけど、それまで待っていてください笑い

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 そして肝心のライブマイクは、こんな雰囲気・・・。
 
 ピアノマンのリクオさんと、ギター弾きの山口君が一緒に上がったステージは、8年前の名古屋で観て以来。

 あの頃は、二人とも、確実に8歳若かったし(笑)、時に、力のせめぎ合いのように感じるライブだったように記憶していますが、この8年の間に、お互い、旅を続け、それぞれのステージで歌い続け、穏やかになる部分は穏やかになり、研ぎ澄まされし部分は研ぎ澄まされ・・・。
 歌い続けるうちに鍛えられ、奥深く力強くなった二人のステージは、とても優しいステージに感じました。

 先月、京都の磔磔で、リクオさんとソウルフラワーユニオンの中川君と奥野君のユニットを観たのですが、全く違うステージでした。

 ライブもミュージシャンも変幻自在の生き物ドキドキ大
 同じステージは2度とないのです。

 リクオさん、山口君、金沢まで出かけて来るパワーを与えてくれてありがとうラブ

 金沢に来て、色んな景色を観た音符
 色んな人に逢えたハート
 全ての人に感謝・・・ヒヨコ

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 クローバー最後の写真はnikiさん提供クローバー


12月初旬の北山 『上賀茂 御料理 秋山』

 今年も押し詰まってきました汗

 数日前にもお邪魔し、12月は2回、北山まで通ったというのに記事のアップが追いつきません。

 というわけで、今月初旬の北山「秋山」さんのたたずまいです。
 この日は、とても美しい冬の1日太陽朝日でした。

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 紅葉もまだまだきれい~キラキラ

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 いつもの囲炉裏のお部屋で柚子湯をいただきます。

 この時期、柚子はお風呂に入れたり、重宝しますね。

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 光が差し込む囲炉裏のお部屋。

 先ほどのもみじは、この窓からも望めます。

 美味しいお料理だけではなく、この贅沢な空間が「秋山」さんの魅力です。

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 カウンターに通される前、いつも楽しみに見せていただく季節の飾りつけ。

 あまりに大きいので何か変わった名前がついている柑橘類かと思ったのですが、秋山さんに「柚子ですよ」って教えてもらいました。
 赤い烏瓜との相性もグッドです。 

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 ひと品目、蟹身と小松菜の鱈の白子掛け。

 秋山さんのお料理は美味しいお野菜を使ってはって、何気にお野菜も一緒に口に入れられるところが有難いですね。

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 今日は、食前酒の意味も込めて(笑)梅酒をロックで。

 これは泡盛で漬けはったもので、このお店を構える前、3年ほど前から漬けてあるものだそう。美味しかったです。ちなみに、泡盛の香りは全どしませんでした。

 ここ数年、梅酒は、日本酒熱燗やウイスキー、ウォッカ、泡盛など、ちょっと変わったもので漬ける方が主流になってきました。

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 椀物。
 牡蠣の真丈です。
 大粒の牡蠣が2つも入っていました。

 いつものことながら、お出汁が美味しくて、ホっとします。 
 お料理を提供して、人を幸せにできる仕事って、究極です。
 
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 写真が10枚までしか貼れず、写真が10枚を超えますので、分割します。

金沢・室生犀星記念館にて・・・

 室生犀星の詩が好きだ。
 奇をてらうわけではなく、何気ない言葉なのに、私のこの胸にズシリと響くから・・・ドキドキ大

 金沢に行くことを決めた時、“室生犀星記念館に行ってみたい”と思った。

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 皆さんが室生犀星に興味がおありかどうかはわかりかねますが、彼のもっとも有名な詩は、やはり、このフレーズでしょうか・・・?(彼は、金沢の三文豪のひとりです)

 『ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの・・・

 でも小説本もたくさん執筆してらして、記念館の壁には、こんなにおしゃれに展示されていました。(吹き抜けになっていまして、2階まで壁に著書が展示されています)

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 彼の直筆原稿も展示されています。

 ああ、こんな字を書く方だったのですね。

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 図書館のように全集本が並んでいます。

 私も全て読破したわけではないので、再度、チャレンジしようかと思っています。

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 何年前になるのか定かではありませんが、このブログの中でご紹介した詩を、もう一度、ここでご紹介しておきます。

 全てを読んだわけではないけれど、多分、彼の作品の中でもっとも好きな詩です。



  「けふといふ日」     室生犀星

 時計でも
 十二時を打つとき
 おしまひの鐘をよくきくと、
 とても 大きく打つ。
 これがけふのおわかれなのね、
 けふがもう帰って来ないために、
 けふが地球の上にもうなくなり、
 ほかの無くなった日にまぎれ込んで
 なんでもない日になっていく。
 茫々何千年の歳月に連れこまれるのだ、
 けふといふ日、
 そんな日があったか知らと、
 どんなにけふが華やかな日であっても、
 人びとはさう言ってわすれて行く。
 けふの去るのを停めることが出来ない、
 けふ一日だけでも好く生きなければならない。



変わりゆく近江町市場

 金沢のお話の続きです。

 やはり、金沢に行ったら、ここは外せません。
 近江町市場。
 でも、開発の波が・・・。
 すでに仮設のお店に移って営業してはるお店もあります。

 新しい市場はビルになるそう。
 沖縄の牧志公設市場などは、2階にある食堂で1階で買った食材を調理して食べさせてくれますが、あんな風情ある空間になりそうもないですね。

 築地などもそうですが、市場って平地に広がるから雰囲気があるように思うのですが・・・。

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 金沢と言えば、加賀野菜。

 その加賀野菜の代表的なものと言えば、この加賀蓮根。
 蓮根自体、結構、いいお値段のするお野菜ですが、加賀蓮根というブランドとなると、尚のことのようです。

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 鮭がたくさん吊られていました。
 師走って感じですね。

 でも、石川県の港でも鮭って挙がるのでしょうか。

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 香箱蟹がたくさん並んでいました。

 越前海岸にシーズンに1,2回、越前蟹を買いに行ったりしますが、福井では、香箱蟹って全ど並んでいないですね。
 そんなに離れていないのに、土地によって違います。
 面白いものですね。

 でも、さすがにこういう小さめの蟹は、家に買って帰ろうとは思いませんが・・・。(笑)(お店で楽に食べたいです)

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 これは、金沢の「いたる」さんという居酒屋さんで出してくださった香箱蟹。

 こんな風に食べるんですね。
 やはり、外(お店)で食べるのが正解のようです。(笑)

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 のど黒さまです。(笑)

 のど黒がこんなにたくさん並んでいるのは、初めてみました。
 ピカピカ光って、とてもイキが良さそうでした。

 でも、やはり、いいお値段します。
 お店で食べるのど黒のお料理が高くても当たり前ですね。

 近江町市場は、私の想像より広くて、活気がありました。
 錦市場以上、築地以下、っていうニュアンスでしょうか。(笑)

 また、いつか、近江町市場にも再び、訪れてみたいと思っています。

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