はんなり・・・

京都の美味しいお店、多目のページです。 「立ち呑み屋さん」から、「京懐石」まで。キャパの広さが自慢です。(笑) ^0^ でも、「飲み食い」だけじゃ淋しいので、好きな映画や音楽♪、愛しいニャン ^・・^ の話題もあり。 時折、「詮無い想い」も、一人ごちています。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 私が死んだら、鳥葬にしてほしい・・・。

2006年04月

チェルノブイリの原発事故から20年

 今日は4月26日
 早いもので、チェルノブイリ原発事故から、まる20年という月日が過ぎ経った。

 1986年4月26日、旧ソ連ウクライナ共和国の北辺に位置するチェルノブイリ原発で原子力発電開発史上最悪の事故が発生した。

 保守点検のため原子炉停止作業中であった4号炉が、急激な出力上昇をもたらし、爆発炎上した。原子炉とその建屋は一瞬のうちに破壊され、火災を起こし、大量の放射能が流れ出たのだ。

 当初、旧ソレン政府はこの大惨事を隠そうとするも、如何せん、放射能は人間が勝手に引いた国境線など軽々と越え、他国の放射能検知器が異常を示し、発覚に至る。

 広島型原爆の500個分とも言われる放射能は、北半球を汚染した。
 数万人ともゆわれる死者の数ドクロだが、正確な数字はわからないようだ。そしてこれからも、被爆した人たちが亡くなってゆく・・・。

 最近、中国から飛んでくる黄砂で、例に漏れず、我が家の車も洗濯物も被害を被っている。(笑)。
 だが、放射能はも無ければ臭いもつけられていないのだから、比べようもないくらい厄介で恐ろしいシロモノなのである。

 たまにドライブに行く福井県は「原発銀座」と呼ばれるほどたくさんの原発がひしめきあっている。
 どの地方も、財政難に追い込まれ、苦渋の選択で原発を誘致する。そしてその土地には“安全”と引き換えに、莫大なお金と、たくさんの就職口が舞い込む・・・。

 昔、ブームにもなった広瀬隆氏の著書東京に原発を!」。
 皆さんもお読みになりましたか?
 「チェルブイリの少年達」という本も印象深かったのを覚えています。興味のある方は、こちらのページでチェックしてみてください。

 原発が本当に安全だと言うならば、人がたくさんいる大都会の近くに造ればいいのだ。
 大量に消費される場所の近くで電気を造れば、効率もいいのだから・・・。でも、そんなことは決してしない。

 私たちが払っている高い電気料金で制作されているCM。
 「オール電化、オール電化・・・」呪文のように繰り返し垂れ流されるCM数は尋常ではなく、私は時折、洗脳されているような気分に陥ることがある。まるで、「電気が余ったら大変・・・」と焦っているようにも思えてくるほどだ。

 そしてとうとう、青森県の六ケ所村では、先月31日から、再処理工場で試運転を開始した。原爆をも造れてしまうプルトニウムを抽出しているのだ。(プルトニウム1キロで核爆弾製造可能)

 原子力発電というのは、何も無いところからまるで魔法の如く電気を生み出すかのような幻想を我々に与えるのだが、そのリスクは計り知れない。

 ただ、原子力に関わって生活している人たちは、“今更、引き返せない・・・”っていうのが本音だろうが・・・。(苦笑)

 気が遠くなるほどの時間を費やしても消えることなく自然界を蝕む放射能
 増えていく核燃料廃棄物・・・未来の人間達は、目先の欲だけに走った、現在(いま)の時代を生きる我々を、心底、怨むことだろう。

 先ほど、興味深いページを見つけた。
 台湾政府が、ヤミ族の島蘭嶼(ランユー)島の裏側核燃料廃棄物を処分している実態が書かれている。ぜひ、皆さんもご一読を・・・。そのページはこちら

 まぁ、私はあと50年もしないうちにこの地球上から消えてなくなってるだろうし、子供もいないから、私の死後、死ぬほど心配するような人も居ない。
 50年くらいは、騙し騙し、なんとかもつような気もするから、私が躍起になってこんな記事を書くこともないか・・・。(苦笑)

 でも、少なくとも、子供のいる人たちが、こんな命の綱渡り的な選択に対して無関心でいられるのは理解し難い。

 今までから、この日本でもたくさんの事故が起こっている。
 人間の手によって行われることも、機械がやることも、100%間違いは無いびっくりなどとは、誰にも保証できない。

 そして、再び、大惨事ドクロが起こったとしても誰も責任などとってはくれないのだ。いや、誰にも責任などとれっこないのだ。

 ならば、別の選択肢を模索するのが、賢明な人間のすることではなかろうか。
 闇雲
に突っ走っていったその未来に、どんなカードが隠されているのだろう?

 豊かで便利な生活
 確かに、今の我々がそれを全て手放すことはできないだろう。
 でも、それにしても私たちの生活は、随分と無駄に電気を使っているとは思いませんかはてな

 ドキドキ大と引き換えにしてまで豊かな生活を望む人なんて居ないダメ・・・漠然と・・・しかし確信を持って、私はそう思うのだ。

「なかひがし」さんで「春鹿」さんに出会う

 2つ前の記事、「草喰 なかひがし」さんでのお話しの最終章になりますハート

 さて、この前、こちらに伺った際、私が壁に掛けられているお面を見て、キツネやと思った犬犬(笑)のお面はこちらです。

 いや、遠目やったし(言い訳困った)・・・細面の動物のお面ってゆったら、キツネやん?ってわけで、キツネと勘違いしたのですが・・・困った・・・どう見ても犬犬ですかぁ?(笑)

img20060425_1.jpg


 お料理の方は、ぬたです。
 上に乗っているのは、舞鶴産の鯖魚のきずし。
 あまり、〆過ぎてはらへんところがいいですね。

img20060425_6.jpg


 おくどさんで炊いてくれはったご飯ごはんに、香の物。
 左上の器の中身は、3年ものの沢庵の贅沢煮です。

 昔、田舎の親戚から沢庵をもらっていた頃、母がこんな風に(塩抜きをした後)炊いてくれましたが、3年ものの沢庵は、もう沢庵にあらず。(笑)
 歯ごたえと言いますか、食感が「沢庵」じゃないのです。なかなか美味でしたよ笑い

img20060425.jpg


 「なかひがし」さんでの、メインディッシュ、炭火焼炎のめざしです。
 御かしら付きですね。(笑)

img20060425_2.jpg


 ご飯ごはんのおかわりを何度もすすめてくれはります。
 こちらは、おこげ。美味しいお塩でいただきます。
 ピカピカキラキラ、きれいです。
 
img20060425_3.jpg


 デザートの酒粕シャーベットです。
 お酒を呑みつつお食事・・・の後は、これくらいの軽い感じがベストOKです。

img20060425_4.jpg


 最後に、多分、これはサービスハートで出してくださったのかと思うのですが(夜メニューに入ってるんやないのかなあ?)、「ちょっとコーヒー」と、こんぺいとうと、胡麻入りの醍醐です。

 醍醐は以前、詳しくご紹介しましたが、こちらのお店では、すって、他の食材にまぶしたりして使ってはり、おみやげプレゼントとして「なかひがし」さんで買うこともできます。(入り口に置かれています)

 お値段は存知あげないのですが、多分、高いんでしょうね。作るのが大変そうやから・・・落ち込み。ちなみに「醍醐」は、「なかひがし」さんが特注で、業者に作ってもらってはる商品です。

img20060425_5.jpg

 さて、今回、カウンターの向こう側に気になるお客さんが座ってはりました。

 お隣同士ではなかったのですが、時折、その会話が耳に入ってきます。
 どうやら、どこかの蔵元さん。勿論、酒蔵の・・・熱燗。(笑)

 帰りがけ、お話しする機会笑いに恵まれたのですが、その方は、奈良は「春鹿」の社長さんでした。非常に気さくな方音符

 お名刺をいただいたので、私もブログのURLが印刷された名刺をお返ししますと、私のこの駄ブログを読んでくださったことがあるとか・・・。
 「色んな美味しいお店を紹介してらっしゃるブログですよねにっこり」と。(私のハンドルネームで気づいてくれはったようです)

 もう、びっくりびっくりしました。
 確かに、1度、「春鹿」さんの「ときめきキラキラ」という商品を記事にしたことはあったかと思いますが、まさか、面識の無い蔵元さんが、それもご自分の蔵の商品とは関係の無いページを見てくれてはったとは・・・。梨本勝(さん)じゃないですけど、恐縮ですすいません。(笑)

 「春鹿さんって大きなお蔵ですよね~音符」ってお話すると、「いやいや・・・」と謙遜なさっていましたが、2000石って充分、大きいですハート。(笑)

 家に帰ってホームページも見せて戴いたのですが、ホームページも凝った作りでした。「春鹿」さんのページは、こちら

 「春鹿」を醸してはる今西家(さん)は、代々、春日大社の神官として神々に供える酒を醸してはったそうです。歴史を感じますね。

 私は、お酒熱燗というのは、お酒そのものとの縁ハートと、そのお酒を醸してはる蔵元さんとの縁ハート、どちらの縁から始まっても良いものだと思っています。

 今回、席数が少なく、なかなか予約のとれない汗「なかひがし」さんで、たまたま同じ日に、同じお料理をいただいたという偶然。この偶然がもたらしてくれたご縁笑いが続くといいな、と思っています。

 「春鹿」の今西さま、記事のアップが非常に遅くなってしまい、申し訳ありませんすいません
 近い将来、必ず、遊びに伺いますね。その際は、色々、お話しを聞かせてください。

 余談ですが・・・なかひがしのご主人が、私たちのことを、「酒豪ですよ熱燗」と、冗談半分で「春鹿」の社長に紹介してくれはりましたが、いやいや、中東さん、私たち、お昼やからそんなに呑んでないっすよぉ~カエル。(長州小力風)(爆)

海津大崎の桜・・・

 一昨日の日曜日(23日)、琵琶湖のてっぺんに位置します、海津大崎に母を連れて行ってきました車ダッシュ。ここは「桜の名所100選冠」にも選ばれている関西では有名な桜並木のメッカです。

 日曜日、桜の花は辛うじて残っていましたが、すでに良い時期は過ぎ、精彩キラキラに欠けていました。どうせなら、もうちょっと後に来て桜吹雪を観たかったですね~ハート

 海津大崎のきれいな桜がご覧になりたい方は、去年の桜の記事を覗いてみてくださいラブ

img20060425.jpg

 海津大崎には、もう十年以上前から毎年のように行っていますが、数年前から、一番いい時期の土・日を通行止めダメにしてしまわはるようになったので、母を連れて行くのは無理なんです。

 駅からシャトルバスバスが出ていますが、混雑した汗シャトルバスに車イスの人間が乗れるはずもありません・・・悲しい

 今年は、当初、「桜の開花が早いびっくり」と予想されていたため、通行止めの期日を、4月、8・9日の土・日にするか、15・16日の土・日にするか、役場の方々も随分、悩んではったようです。(笑)

 でも、15・16日で正解電球でしたね。笑い

img20060425_1.jpg


 一番いい時期には、琵琶湖の湖面に、たくさんの船やカヌーが浮かびますが、一昨日は、結構、寂しい感じでした。

 人ごみは苦手ですが、人が少ないのも淋しいものですね落ち込み

img20060425_2.jpg


 向こうに見えますのが、竹生島(ちくぶしま)です。(琵琶湖周航の歌譜面にも出てきますよね?)

 今、日本と韓国の間でもめにもめている竹島問題ですが、実は、琵琶湖にも竹島という小さな島が存在します。(この写真には写っていませんが・・・)

 遡れば、50年以上前から、不法占拠されている竹島。(琵琶湖に浮かぶ竹島ではありませんダメ。念のため)(笑)

 そう言えば、「冬ソナ雪」のパチンコ台が大人気拍手の、おばさま方のアイドル、某ヨン様(笑)も、「独島は韓国領」と発言してはりましたね。

 結局、韓国側はマッカーサーラインを利用しているだけのように思いますが・・・泣く。(お酒ばっかり呑んでいないで、たまには世界情勢も、もっとちゃんと勉強しないとなぁ~)

 でもね、この先、何がどうなろうとも、武器を使った争い事ドクロだけはごめんアウトです。それは、本末転倒、ナンセンスってヤツですあかんべー

img20060425_3.jpg

春の「草喰 なかひがし」その弐

 4つ前の記事、散り際の美しい桜の花に出遭えた銀閣寺道の「草喰 なかひがし」さんでのお話しの続きですにっこり

 さて、お次は、岩魚魚の炭火焼。
 手前のおてしょうには、ノビル酢が入っています。

 写真には写っていないのですが、岩魚の胴部分の向こう側には、骨だけをよそっておいてくれはります。食べ易いように、骨は骨だけで焼いて炎くれてはるのです。

 命ドキドキ大をいただくのなら、何ひとつ残さず口に入れ、自分の骨なり肉にするのが一番正しい殺生やと思います。こちらでのお食事は、そういう精神的な部分でも、私を満足させてくれはりますラブ

img20060423.jpg

 ちなみに、山椒の実が混じっているものは、鯉のウロコを煎り煮したものです。
 
 魚の骨は食べることがあっても、さすがにウロコまで食べよう~音符という発想は、なかなか浮かばないですから、さすが、プロやなぁ~笑い、と言いますか、さすが中東さんやなあ~ハート、と思いながら、いつもいただいています。


 ビールも飲みつつ、日本酒へ移行。
 「英勲」をぬる燗熱燗でいただきました。
 私が選んだ左のお猪口、春らしい華やかキラキラなものでした。

img20060423_1.jpg


 滋賀は安曇川産の鯉魚の洗いです。
 添え物は、花ワサビ、芽うど、すいとうなどなど・・・。

 キューブのものは、煮こごり。
 白銀に光っているものは、鯉の皮の湯引きです。

img20060423_2.jpg


 野菜の炊き合わせです。
 お出汁は、昆布と野菜の甘みがいっぱいで、とても美味しかったですよびっくり

 たけのこ、菜の花、わらび・・・。
 手前にあるのが、鯉の子です。鯛の子のたいたんは、いろんなお店で出てきますが、鯉の子は珍しいですね笑い
 
 鯉の身に、卵をまぶしたお造りで、「子造り」というのは、よく口にしますが・・・。
 鯉の子は、幾分、クセがありました。

img20060423_3.jpg


 いつもの鴨の炭火焼炎です。
 でも、鳥インフルエンザの影響で、今、フランス産の鴨が輸入不可だそうで、こちらはハンガリー産の鴨です。

 ご主人が切らはるのを見ていたのですが、いつもより幾分、薄く切ってはるように思えたので、“少し、硬めなのかなあ落ち込み”と思ったのですが、ハンガリー産の鴨もフランス産の鴨にひけをとらず、滋味深く、適度な歯ごたえが美味しいものでした笑い

img20060423_4.jpg


 というわけで、ワイングラス
 白と赤。
 いえいえ、ツレと1杯づつですよ。(笑)

img20060423_5.jpg


 こちらは、久しぶりに食べた鰈の炭火焼き炎です。
 骨をきれいに抜いておいてくれはります。

karei.jpg


 そして、骨は骨だけで焼いて、こんな風に出してくれはります。
 カリカリと美味しく、普段、骨を捨ててしまうことが、とてももったいなく思えてきます悲しい

 骨の上に乗っているのは、カラスミを酒粕で巻いたものです。
 贅沢なお酒熱燗のアテです。

img20060424.jpg


 この前、お邪魔した一志郎さんの造らはった釜が使われているおくどさんです。(ご主人にもデジカメに残してあった、一志郎さんのお写真を見てもらいましたハート

 毎日、おくどさんで炊く美味しいご飯ごはんを食べられたら、どんなにいいでしょうね。

img20060423_6.jpg

 クローバーつづく~クローバー

東寺の弘法さんVOL.2

 一つ前の記事、久しぶりに東寺の弘法さんに行ってきたお話しの続きです笑い

 並んでいるお店の中には、骨董商も結構、多いんですよ。

 こちらには、鎧も・・・。
 う~ん、見当がつきませんが、30万円くらい???
 でも、こんなのが家家にあったら、夜、怖い泣くってびっくり

img20060423.jpg


 ケーナなど、世界各地の笛を売ってはるお店です。
 
 似たような笛でも、やはり、国によってどこか違うのが面白いですよね笑顔

img20060423_1.jpg


 ミニコースターは1枚、150円。
 
 勿論、お商売でやってはる露天商の方も多いのですが、この縁日は、ガレージセールで出店しているようなお店も多いのです。

 私のデザイン関係の仕事をしていた友人も、昔、ここでお店を出していました。その友人のお店で買った手作りのブローチ、今も大切に持っています。

 当時、出店料は¥3,000のようでした。

 1,000店以上、出ているのですから、それだけでも莫大なお金OKですね。お寺さんはお金持ち冠なはずです。(苦笑)

img20060423_2.jpg


 「修行大師」の像です。

 皆、こちらでも浄財を入れて、お参りします。
 
 どんな宗教であれ、信者一人一人の心の支えハートになっていたらいいですね。

 そして、お金を持っている、持っていないに関らず、全ての信者が救われるといいのになあ。

img20060423_3.jpg
 八重桜が、丁度、見ごろを迎えていました。

 これから暫く、八重桜が楽しめます笑い

img20060423_4.jpg
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ