時は確実に流れ、母の四七日も終わりました。
さて、そろそろ、前を向いて生きていかねば、と思っています。
その前に、こんな私のことを真剣に心配してくださる方々のために、私の気持ちをきちんとお話せねばいけませんね。
私にとっての、“前を向いて生きてゆく”ということが、どういうことを意味しているのか、説明せねば・・・。
暫し、おつきあいくださいまし。
「お母さんは死んでしまったんやから、しょうがない。それよりも、これからの自分のことを考えなあかんよ」。
一様に、近所の人や、親戚の人たちの口をついて出るその言葉は、私に対する精一杯の励ましであったのでしょう。
それに対し、「はい」と頷くものの、私の心は一層、暗い気持ちになってゆくばかりでした。
“しょうがない”・・・なんて希望の無い言葉なんだろう。
私に対して、幾度となく繰り返されるその言葉は、“希望のカケラ”さえも感じることができない、私にとって最もネガティブな響きを持つ言葉でした。
“しょうがない”・・・そうやって、自分をねじ伏せてしまうことこそが、自分をガンジガラメにし、前を向いて歩いてゆこうとする私の歩を止めている・・・薄々感じていたことは、日に日に確信へと変わってゆきました。
“しょうがない”
そんな言葉で、自分を誤魔化して生きるなんて、やっぱり嫌なのです。
これ以上、後悔したくないから・・・。
ゆっくりですが、自分らしく前を向いて生きてゆこうとする私を、これからも見守って頂ければ幸いです。
さて、そろそろ、前を向いて生きていかねば、と思っています。
その前に、こんな私のことを真剣に心配してくださる方々のために、私の気持ちをきちんとお話せねばいけませんね。
私にとっての、“前を向いて生きてゆく”ということが、どういうことを意味しているのか、説明せねば・・・。
暫し、おつきあいくださいまし。
「お母さんは死んでしまったんやから、しょうがない。それよりも、これからの自分のことを考えなあかんよ」。
一様に、近所の人や、親戚の人たちの口をついて出るその言葉は、私に対する精一杯の励ましであったのでしょう。
それに対し、「はい」と頷くものの、私の心は一層、暗い気持ちになってゆくばかりでした。
“しょうがない”・・・なんて希望の無い言葉なんだろう。
私に対して、幾度となく繰り返されるその言葉は、“希望のカケラ”さえも感じることができない、私にとって最もネガティブな響きを持つ言葉でした。
“しょうがない”・・・そうやって、自分をねじ伏せてしまうことこそが、自分をガンジガラメにし、前を向いて歩いてゆこうとする私の歩を止めている・・・薄々感じていたことは、日に日に確信へと変わってゆきました。
“しょうがない”
そんな言葉で、自分を誤魔化して生きるなんて、やっぱり嫌なのです。
これ以上、後悔したくないから・・・。
ゆっくりですが、自分らしく前を向いて生きてゆこうとする私を、これからも見守って頂ければ幸いです。
ハンナさんの心の氷を溶かすのに時間がかかるだけです
なぜ時間がかかるか?
それはハンナさん自身がまだお母さんの事を身近に感じているから
空に帰られたことを納得していないから
以前
人が死ぬというのは一緒に歩いていた人が立ち止まることだと聞きました。
生きている人間は歩いて行くのだから
立ち止まった人を振り返って見て
その距離がだんだん離れていって
小さくなっていくと
ハンナさんは歩くのが遅いんですよ
一歩一歩大事に歩かれているんですよ
その一歩が重くとも歩き続けて下さい
私が思うのはそれだけです。