一つ前の記事、バッタ君を連れて馴染みのお店で飲んだ日のお話しの続きです。
このお店を辞めて田舎に帰る若き料理人とも、今日が最後。
彼の好きな焼酎を持って、お別れに来た私。
ここに来て、まだ1年も経っていない彼ですが、いつか、田舎で自分のお店を持てるといいね。その際には、新幹線に乗って、飲みに行くよ~。
ということで、最後に、彼に「何か、ひと品作って」と、お願いしました。
見ていたら、渡り蟹をさばいてはります。
そして、目の前に出してくれはったのが、こちら。
「渡り蟹のピリ辛鍋」です。
辛いものは好きなので、うれしいですね~
渡り蟹は中華でよく使われているように思いますが、和食のお店ではあまり見ないので、久しぶりに食べました。
かなり大きな渡り蟹で、お味の方も、グ~でしたよ。
お酒の方は、こちらもこのお店での定番、「東長」、佐賀県のお酒です。
おお~、なんともラベルが昔チックでいいですよね。
きっと、昔から、地元のお父さんたちにお燗酒として、愛されてきたお酒なのでしょう。
かなり甘めのお酒なので、好みの別れるところですが、疲れているときにはいいですよ。(笑)
料理人に挨拶もできたし、私はバッタが気に掛かるので、その日は早々に切り上げました。
帰宅ラッシュの時間には遅く、かといって、飲みに行った人が戻ってくるには早い時間帯なのか、予想に反して、電車は結構、空いていました。
途中から座れて、オマケに人が少なかったので、電車の窓をバックにバッタ君入り籠の写真を1枚。(笑)
“どうか、家に辿り着くまで、元気でいてね・・・”
暗い庭で、いよいよバッタ君を放します。
元気で生きているか心配だったのですが、バッタは袋から出ると、私の手をつたっています。
ちゃんと動いています!良かった!
そして、バッタ君は暗闇の中でジャンプして庭に消えてゆきました。
写真の下の方に、バッタが写っているのがわかりますかぁ
それから私は、馴染みのお店でもらった胡瓜を(食べるかも?と)側に置き、じょうろでその周りに水を撒きました。
水分が無いと死んでしまうでしょうし、かといって、ズッと暖かいところにいたのですから、水が身体につくと寒くて死んでしまうかも・・・。(そこでふと気づいたのですが、私はバッタの生態など、ほぼ何も知らないんですね・・・。なんか情けないなあ)
晩秋のバッタってどうなるんでしょう
ここで、どれくらい生きていけるかわからないけれど、何がしか食べ物もあるでしょうし、人間に踏み潰される心配もないし・・・。
たとえ、わずかしか生き延びられなくても、土の上で死んで土に還ってゆけることは、彼らにとって幸せなことのはず・・・。
地下鉄の冷たいコンクリの上で踏み潰されてペシャンコになってしまうよりはずっと・・・。
あなたに逢えて・・・あなたを土のある所に還してあげることができて、本当に良かった。
このお店を辞めて田舎に帰る若き料理人とも、今日が最後。
彼の好きな焼酎を持って、お別れに来た私。
ここに来て、まだ1年も経っていない彼ですが、いつか、田舎で自分のお店を持てるといいね。その際には、新幹線に乗って、飲みに行くよ~。
ということで、最後に、彼に「何か、ひと品作って」と、お願いしました。
見ていたら、渡り蟹をさばいてはります。
そして、目の前に出してくれはったのが、こちら。
「渡り蟹のピリ辛鍋」です。
辛いものは好きなので、うれしいですね~
渡り蟹は中華でよく使われているように思いますが、和食のお店ではあまり見ないので、久しぶりに食べました。
かなり大きな渡り蟹で、お味の方も、グ~でしたよ。
お酒の方は、こちらもこのお店での定番、「東長」、佐賀県のお酒です。
おお~、なんともラベルが昔チックでいいですよね。
きっと、昔から、地元のお父さんたちにお燗酒として、愛されてきたお酒なのでしょう。
かなり甘めのお酒なので、好みの別れるところですが、疲れているときにはいいですよ。(笑)
料理人に挨拶もできたし、私はバッタが気に掛かるので、その日は早々に切り上げました。
帰宅ラッシュの時間には遅く、かといって、飲みに行った人が戻ってくるには早い時間帯なのか、予想に反して、電車は結構、空いていました。
途中から座れて、オマケに人が少なかったので、電車の窓をバックにバッタ君入り籠の写真を1枚。(笑)
“どうか、家に辿り着くまで、元気でいてね・・・”
暗い庭で、いよいよバッタ君を放します。
元気で生きているか心配だったのですが、バッタは袋から出ると、私の手をつたっています。
ちゃんと動いています!良かった!
そして、バッタ君は暗闇の中でジャンプして庭に消えてゆきました。
写真の下の方に、バッタが写っているのがわかりますかぁ
それから私は、馴染みのお店でもらった胡瓜を(食べるかも?と)側に置き、じょうろでその周りに水を撒きました。
水分が無いと死んでしまうでしょうし、かといって、ズッと暖かいところにいたのですから、水が身体につくと寒くて死んでしまうかも・・・。(そこでふと気づいたのですが、私はバッタの生態など、ほぼ何も知らないんですね・・・。なんか情けないなあ)
晩秋のバッタってどうなるんでしょう
ここで、どれくらい生きていけるかわからないけれど、何がしか食べ物もあるでしょうし、人間に踏み潰される心配もないし・・・。
たとえ、わずかしか生き延びられなくても、土の上で死んで土に還ってゆけることは、彼らにとって幸せなことのはず・・・。
地下鉄の冷たいコンクリの上で踏み潰されてペシャンコになってしまうよりはずっと・・・。
あなたに逢えて・・・あなたを土のある所に還してあげることができて、本当に良かった。
旬のこの時期、500円から1000円で味わえる絶品の旨さです。